野生の勘と生きたい

主に好きなものを言語化する予定

うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat LOVE セシルルート・全体感想

最後はセシルルートと全体の感想。

 

 
セシル
 アニメよりさらに主人公大好きなセシルだった。素直に選んでたら大恋愛にいけたので、琴美さんの血筋とは相性がいいのかもしれない。今までもわりと何でもありだったけど、何でもあり感がさらにぶっ飛んでるルートだった。全体的にギャグテイストなんだけど、6人がそれぞれ抱えているものが垣間見える洗脳モード(レンはあんまり効果なかったけど、効果がなかったという事実が…さぁ…)で、しんみりしてしまった。しかし、真斗が上着をかけた後のセシルの「脱がしたのはアナタです」には、はちゃめちゃに笑ってしまった。

 仕方ないけど、このルートでは恋愛禁止令は跡形もなく消し飛んでいた。シャイニーがセシルに甘々なの笑ってしまうけど、母親が元恋人っていうのは勘づいていると思うので、そのことを考えると音也のことを考えて胸がぎゅってなってしまった。シャイニーはセシルに彼女の面影を見てしまうところあるんだろうね…。逆に音也には自分を見てしまって、厳しくなってしまうところあるのかもしれない。アニメで出てたシャイニーの若いころは音也に似てたし。
 髪サラサラなとことか優しげな雰囲気はセシルと共通してて母親譲りっぽい音也。肉親の愛は知らないけど、周囲からの愛には恵まれた音也と、肉親は傍にいるけれど、周囲からの愛には恵まれなかったセシル…。でもセシルの場合はその後、EDによっては国民からの愛も得られてそうな描写があるけど…過去は取り返せないから…音也……。と、ここまで書いて、これはセシルルートの感想では?と我に返った。

 アニメのセシルしか知らなかったけど、ゲームでは自然にアイドルに興味持ってくれてて嬉しさがあった。逆にそれ以外はわりとそのまんまだった気がする。いやでも、ガチの魔法を使えるのは知らなかった。魔法使いセシル。ぶっ飛んではいるんだけど、6人のエピソードをめぐりつつ、最終的にみんなで曲を作るのはアニメみがあって、なんかぐっときてしまった。最後に皆の力を集めるのは王道展開なのだ。DESTINY SONG、とてもかっこよかった。

 

他エピソードの感想とか

・全員クリアで出る卒業エピソード、よかった

・音也がSクラスにあそぼー!ってくるだけで思い出を作りに来たと認識できるトキヤにふふってなった。なんだかんだ音也のこと好きだし、分かってるよな…

・けどその皆にセシルは入ってないから寂しさある…。そういう意味ではST☆RISHができるアニメ世界線が一番なのかもって

・でも、アニメの春ちゃん春ちゃんで好きなんだけど、林檎先生やケンカの王子様など、芸能界のことちゃんと知ってるゲームの主人公も好きなんだよな~



全体感想

 原作は10年前のゲームだけど、今やっても普通に面白かった。ストーリー中に曲を作っていく、という体で演奏試験が挟まれててメリハリがあるし、最後の最後に歌詞がついた曲が聞けるのが、ストーリーとのリンク感があってよかった。歌詞が主人公への想いなのも、ストーリーを読んだうえで歌詞を見るとめちゃめちゃ分かる…ってなるのですごい。
 アニメ観た当初はキャラはかっこいいし、主人公は可愛いし、独特のギャグノリもいいなってことで好きなアニメではあったんだけど、アイドルに熱狂する気持ちはあんまりピンと来なくて。音楽は好きだけど今までアイドルにハマったことはなくて。でも、ゲームやってみたらアイドルにハマる気持ちが分かったかもしれない。配信サイトでもう一度アニメ1~4期まで観たけどめちゃめちゃ応援してしまったし、劇場版はライブやばい…完全に実在してる…ってなってしまったもんな。歌い踊る姿にうおお!ってなるけど、それはただ顔が良いとかそういうことではないんだ…いや、顔も良いんだけど。
 あと、今まで音ゲーとか絶対無理!な人間だったが、やってみたら楽しくなってしまった。ちまちま練習してやっとこさHARDレベル2で、曲によっては安定してSとれるようになってきた。楽しい。

 もっとそれぞれの掘り下げが見たい…というか人生を追いたいのでDebutのswitch移植が楽しみです。次はこの間移植されたばっかりのAA&SSをやろうかな。