野生の勘と生きたい

主に好きなものを言語化する予定

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダムを観た話

RepeatLOVEの感想に劇場版も観たって書いたけど、あの後完全に中毒になり3回観たところで気が付いたら初回限定版をAmazonでポチっていた。そして本当にアンコールがあることで天に召され(配信ではアンコールまでは入ってなかったからまじで心臓止まった)、ブックレットを貪るように読み、声優さんたちの舞台挨拶で笑い、公式振り付けで興奮してまた死んだ。見たかったものがすべて詰まっていた…。

彼らの人生を知るのももちろん好きなのだけれど、やっぱりアイドルなら歌って踊ってるところが見たいわけで。ゲームの卒業オーディションも実際は曲とスチルとスタッフロールが流れてるだけだけど、その先にステージで歌って踊ってパフォーマンスして優勝した彼らを幻視していたわけで。アニメではライブシーンもあったけれど、あれは物語の集大成であって、ライブっていうよりは決戦みたいな趣が強かったし…。だから、ライブが見たいなってのはずっと思ってたけれど、まさか本当に見れるとは思わなかった。なぜ去年リアルタイムで追ってなかったのか、劇場で見なかったのか、去年の自分に問い詰めたい。(でも、去年の自分だったらアイドルにハマる気持ちは分からなかったと思うから、そういう意味ではベストタイミングだったのかもしれない)

めちゃめちゃ楽しい映画だったので、この形式でスタリ単独ライブしてほしい。いや、カルナイもヘヴンズも単独ライブ見たい(強欲)

 

 

以下、心の赴くままに書いた詳細な感想…というよりただの心の叫び。

 

  • Overture

足だけ映るやつってなんかいいよね。誰が誰か判別したくなるのはオタクの習性。スタリは大体分かるけれど、ヘヴンズ、カルナイは判別難しい。嶺二がターンするのと瑛一が一番前だけは分かった、さすがリーダー。私の(私のではない)音也が一番先に駆けていくの、音也~~~ってなる。なった。

 

  1. ファンタジック☆プレリュード

ここまで正統派王子な格好をしている皆を見たことがなかった気がするので、こんなに立派になって…と思ってしまった。飛び降りる先がレッドカーペット(の演出)なの、最高に似合うし、「武者震いが止まらない」でスタリの前に客席が広がるところは鳥肌。ペンラで文字書くやつすごいなーって思ったけど、制御ペンラなるものがリアルに存在しているらしいことを知った。現実もすごい。

カウントダウンとか、check it out!とか、1000%の波動を感じて懐かしさで死んだ。「虹をかけ橋にして~」のところの振りが好き、やりたくなる。円になった時に上からのアングルで衣装の裾がふわってなるの、美しいし、最後ターンしてからの礼がまじで王子。途中のファンサのところ、公式振り付けで映ってないところも確認できるんだけど、真斗と肩を組む音也が見たかったし、セシルとなっちゃんの可愛いファンサも見たかったし、レンがやれやれってするところも翔くんが元気いっぱいなとこも正面から見たかったので現地組が羨ましいんだが!?ってなる。

 

  1. THE WORLD IS MINE

ファンタジーから一転してロックへ。カルナイの曲はやっぱりかっこいい。心の中に中二男子を飼っているので剣で戦うの最高。かっこいいのに嶺二は要所要所で優しい顔してくるのずるい。それぞれの煽りも最高で、めちゃめちゃ名前呼びたくなるやつ。「背中を合わせ~」で実際に背中合わせになるとこが一番好き。

 

  1. GIRA×2★SEVEN

通称イケメンシャンデリアと知って笑ってしまったけど、ふさわしすぎる形容でまた笑う。隣国の王子が偵察に来たイメージからの顔隠し振付け、高まる。「ギラギラした愛で」で綺羅の目が光ってるところと、「キラキラとさせたくて~」の綺羅からのヴァンのところの振りが好きすぎて無限に見れるし、無限にギラギラしたい。「人生は一度さ」の指の振りもやばい。最後の髪を撫でる感じの振りもやばい。あと最初の瑛二が「時に野望に」のところでキリッとなるのやばいです、突然男らしくするな。

「皆をつれてきたい」でカメラが瑛一アップから背後に回って青いペンラの海が見えるとこ、皆の中にヘヴンズのメンバーも入っているような気がしてなんか勝手にしんみりした。よくここまできたね…、と謎の保護者目線になってしまった。お前は誰なんだ。正直ヘヴンズに、特に7人になってからはそこまで好きって感情がなかった(アニメで個人はあまり掘り下げられなかったしスタリとの絡みもアレだったし)んだけど、普通にすごいアイドルじゃん、好き…ってなった。

 

  1. Up-Down-Up!

推しがキラキラしすぎていて死んだ。最後の方のI’m sweet on you!の音也の顔が男前すぎる…え、今まで可愛い顔してたのに突然そんな…無理…死ぬ…。何度見ても音也に視線が吸い寄せられてしまう現象。ヴァンくん、アニメのイメージではなんかかっこつけなのかなと思ってたけど、笑顔がとても可愛いことが判明した。藍ちゃんのやれやれ顔も可愛い。MCは陽のパワーがあふれていてハッピー。音也その指の動き何?(チョキチョキ)天然あざとい。

 

  1. エゴイスティック

恰好とセットが…すごくえっちです…。冒頭のなっちゃんの顔がかっこよくて、ああ…さっちゃんはなっちゃんの中で生きてるんだなって思って泣いた(実際にあのカットは砂月をイメージしているとブックレットで見て無事死んだ)。大恋愛ED後に見たかった那月はこれだよこれ!ってなった。歌詞もそれぞれの抱えているものとリンクする感じがユニット曲の中だと一番して、えっちだ!って気持ちとエモい気持ちが交互に訪れて脳が混乱する。瑛一の掘り下げ、最新作で見れると思って待ってるね…。

 

  1. Feather in the hand

からのこの曲。美しすぎて浄化される。キャストコメントで寺島さんが真斗が一番美しかったって言ってて分かる…ってなった。表情も髪の靡きもめちゃめちゃ美しくて良かった…。声のハーモニーもすごく良くて癒される。この3人で組むの意外だな~って思ってたけど、MCもなんだかんだで和気藹々としてて、何より真斗がめっちゃいい子でお兄ちゃんだ…ってなる。あと、真斗が髪を耳にかけた瞬間悲鳴があがるの分かってる。私でも致命傷だったから真斗のオタクは死んだと思う。

 

  1. 相愛トロイメライ

これも中二心がめちゃめちゃくすぐられてしまう。こんなの皆好きでしょ。カメラワークが神、とても好み。「爪痕を立てて~」のところは皆死んだはず。レンのも見せてくれ。あと百合を胸元に挿す嶺二が切な美しすぎたし、綺羅がクールエッチすぎて死んだ。MCで負けず嫌いって振られてむっとするレンが、レンだな~~~ってなる。

 

  1. Colorfully☆Spark

かわいい!かわいい!でも翔くんはかわいいの中にやっぱりかっこよさがあって、いいなぁってなる。かわいいに全力なことのかっこよさ。ナギはもちろんかわいい、最後ウインクするの完全に分かってる動きすぎる…。MCでシオンがしゅんとした時にやば…ってはらはらしてるナギはたぶん素だと思うんだけど、なんか普段の関係性が見えてふふってなってしまった、好き。「先に進めてよ~」のところは照れつつもわざと見せてる部分もあると思う、彼のプロ根性はすごいので…(妄想)。

 

  1. カレイドスコープ

演出が派手で楽しい。魔法のボードは、たぶんあんまり知ってる人いないだろうけどAKB0048の飛行できる一人用ステージが好きな私に刺さった。ああいうのいい。現実でも欲しい。さわやかアイドルソングを歌いながら楽しそうにしているトキヤに、かつてのHAYATO様の面影を見た。今のトキヤはHAYATO様みたいな自分も自分の出せる味の一つだと思えるようになってるんだと思うと感慨深い。セシルは最初のサビ後の歌いだしの振りが可愛すぎるしMCも可愛い。大和もいい笑顔で楽しそうにしてて、アイドルの大和ってこんな感じなんだなぁと思った。なにせ、翔くんを殴ったりしてた時しか知らなかったもので…。あれはちょっと…って感じだったけど、今の大和は好きだなって思えた。

 

  1. 愛を捧げよ~the secret Shangri-la

ダンスが…すごい…。GIRA×2で「え、いいかも…」と思ったことを完全に後押しされて気が付いたらエンジェルになっている曲。それぞれのソロのところの振りが好きなんだけど、周りの振りの一体感も好き。並んで同じ振りをするところもよき。公式振り付け動画無限にリピートできる。「共に踊れ今すぐ」のスライドしてくとこが特に好き。気持ちいい。あと、「かじりついた甘さは」の最初の方で手前に映ってるペンラの色が赤なのが、なんかぐっとくる。「背けての」のナギが目隠してるのかわいかっこよすぎた。

 

  1. FLY TO THE FUTURE

ダンスは控えめなんだけど、曲がいい。セットもカルナイを象徴しているように感じられていいし、ダンスも控えめとは言っても共通の振り付けない間の歌ってる時の動きがそれぞれ個性が出てて良い。これも公式振り付け動画を無限に見れる。特に蘭丸が、ロックの出身です!!って強固に主張してるので好き。あと、歌詞とカメラもよくて「光へと手を伸ばせ」のところで真っ白に染まった客席のペンラの海が4人の前に見えてから振りに入るのとか最高かよ…ってなった。そして、「ありがとう、そしてこれからも」。これはもう王者の風格。

 

  1. ウルトラブラスト

まず曲からして好きで、これは先に曲を聴いたことがあったんだけど、その時点で惚れてたので、その上で踊られたらやばいことは分かり切っていた。こんな力強い歌を堂々と歌って踊るようになったんだなぁと思うと、感慨深くて。途中の花道走っていく間にファンサするやつはもう…全力で両手振る音也に楽しそうにハートを作るトキヤに優雅でキラキラなセシルにハイタッチするレンと真斗、翔くんのバク転からの満面の笑みの那月と全部よかったよね…。あと「未来地図~」からのソロパートとか「背負うならば」って歌ってターンした後とか、翔くんの儚げ力が天元突破しててぎゅっとなった。SSS決戦ライブの時もそうだったけど、翔くんは力強い中でふと見せる儚げがすごい。でも、私的ナンバーワンは「wo,wow!」で笑顔で楽しそうな音也。この瞬間を全力で楽しんでる~~;;ってなる。

この後のMCでマジLOVE1000%の映像から目が離せなくなっている音也に気が付いた時はああ~~~ってなってしまったし、その後の切なげな表情から切り替えての「永遠なんてないって分かってるからこそ、今を大切にしたい!」で音也……一十木音也…ってなる。永遠を信じて疑っていなさそうだったあの頃から随分と大きくなって…とこれまた謎の保護者目線になってしまう。

 

  1. マジLOVEキングダム

激エモなMCからの、ラスト。最後だ~ってなってすごい寂しくなってしまう。ふと足を止めて流れ星を見つめる翔くんがなんか分からないけどぐっとなった。「歌を」で瑛一から客席全体に回るカメラも好き。あと、最後センターにいる音也で情緒がぐしゃぐしゃになった。

 

  1. アンコール(エンドロール)

開演前とか練習中の風景とても好き。色々話し合ったり努力したりしながらここまで来たんだなって妄想が捗る。ペットボトルのショット、初見は蘭丸すげぇ水飲んでんな、それっぽい…。くらいしか見れなかったけど、一時停止すると色々分かって楽しい。藍が水飲まないのは分かるんだけど、セシルとシオンもほぼ減ってないの浮世離れ感を感じる(?)…と思ったら大和もあんまり減ってなかった。意外と減ってるなって思ったのはナギ。

 

  1. アンコール(Welcome to UTA☆PRI KINGDOM!!)

王国だったし天国だった。皆楽しそうで泣ける。ちょいちょい4期のデュエット企画の組み合わせで絡んでて、色々あったけど仲良くなっててよかったな…って。音也とトキヤが嬉しそうでそれもまた泣いた。楽しかった…本当に楽しかった…。

あと、ナギが泣いちゃうところ。ナギはちょっと口悪いし、頑固だし、たまに意地張っちゃうところもある(むしろそれが年相応?)けど、すごいプロ意識があると思ってて。そんな子がアンコールで思わず泣いてしまったのに良さを感じた。SSSの時も最後泣いてたのはナギだったけど、今回は嬉し涙で良かったね…。

 

他、書ききれなかったところ箇条書き

・最初のグループ曲3曲が4期の1話で出ていたと感想ツイを漁っていて初めて気づいた。確かに見返してみたらそうだったけど、全然印象が違くて…アニメの時ははるちゃんにイケメン18人が突然歌いだすシチュエーションでゲラゲラ笑った後にスタリの時だけノリノリなはるちゃんににこにこしてた記憶しかなかったけど、アイドルとしてパフォーマンスするとどれもめっちゃいい曲じゃないですか……ってなった。

・瑛一について。4期の音也のことは根に持ってた(そこから最終話までの流れで、悪気があってのことではなくて良い音楽を求めるが故なのはわかってる)。でも、ステージで真っ直ぐにパフォーマンスする姿は絶対的なセンターの貫禄があったし、ファンのことが本当に大事なのは伝わってきたので自然と許せてしまった。悪気がなくてあんなことしちゃうのはそれはそれで…なんだけど、そういう瑛一になるまでの道のりとか核とかが今後ゲームで描写されるともっと好きになりそうな予感がする。

・藍ちゃんの表情が豊かで感慨深さ

・嶺二のマイボーイ?って聞いてくれるところが好き過ぎて。明るいのもかっこいいのも、シリアスもできる……天才か?アンコールでマラカス持ってるのもらしくて好き。背景が重いらしいのは聞いたことあるけど、ASやってないから分からない……でも闇は深そう。ASやるのが怖いけどカルナイの中で推しができるなら嶺二だと思ってる。

・レンの話し方とか雰囲気がだいぶ穏やかになった気がして、成長を感じた。根本は変わってないけど、大人になった…。