野生の勘と生きたい

主に好きなものを言語化する予定

うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat LOVE 真斗・レンルート感想

次は真斗とレン感想。

 

真斗

 アニメの印象はダム様。あと天然ボケ要員感があったけど、そうじゃないとこがいっぱい見れてよかった。めっちゃ真面目で真摯、家のことも相まって現代にトリップしてきた武士感がすごい。普段は落ち着いてるけど、じいから逃げたときみたいにたまに年相応のやんちゃっぽさが出てくると可愛いのとギャップでやばい(語彙力)。
 トキヤルートに続き、最初は友情ED。選択肢が好みと合わない…(2回目)ただ、恋愛ルートに入ってからは向こうが吹っ切れたからかフィーリングが合い、大恋愛を先に見れた。お互いに奥手でやや天然なので見ていてあ~~いいですわぞ~~って感じ。奥手なせいで内面で考えていることが全部出力されないところから、やや一言足りないところが多く、内面で考えているところをメモリアルで読んでほっこりすることも多々。
 しかし、真面目で真摯に向き合ってくれる故に誉め言葉がストレートでしかも語彙力豊富なのでめっちゃいい人かよってなる。音也もほめてくれるけど、音也が主人公自身も含めて好き!という気持ちを出しているのに対して、真斗は褒めようとした部分以外のことは意識外な感じがある。そしてふと我に返って自分の言葉に照れてほしい願望isあります。

 レンがめっちゃ絡んでくるけど、まぁ本気ではなくて真斗が好きな子だからちょっかいかけてんだろうな~、そしてちょっかいかけるうちに半分くらい本気で羨ましく思えてきたんだろな~と思っていたがその通りだった。その辺全部自分で分かってて言語化できるレン、モニタリング力が高い…。
 ていうかレン様めっちゃ真斗好きじゃん。友情ルートのプレゼントストーリーで気遣いすぎてて笑った、大好きかよ。家のことが嫌いなのに家から離れられない、そんな同じ悩みを乗り越えてしまったと話していたが、羨ましくありつつも最終的には応援したくなっちゃったんだな…と。

 友達関連で言うと、翔くんも不器用ながら気にしてくれてよき。音也ルートの真斗もだけど、真斗ルートの音也がまっとうに応援してくれるのでいい友達~~!!ってなる。逆にそんな音也が結構つっかかってくるトキヤルート…音也からトキヤへの感情が重い証拠ですねこれは……。

 ルート的には、本当の自分がなかった真斗が、主人公との偶然の出会いによって本当の自分を得て、それを大事に育てていく話だったなと思った。運命の出会い感は一番感じた。あと、家のことで苦労してるけど、基本的に悪い人はいなくて、お父さんも真斗のことをちゃんと大事に想っているというところがあるので、解決に向かえば一気に解決に向かう感じが安心感がある感じ。主人公とペースが合っている気がするので、恋人になってもほっこりするというか、音也・トキヤより落ち着く感じがした。アフターエピソードとかはかなり積極的でいいぞ!もっとやれ!ってなったけど。
 しかし、どれだけ仲良くなっても脳内での聖川様呼びをやめない主人公、やはりじわる。

 この時点では、この流れではたぶんレンルートだと真斗が主人公にちょっかいかけてくるライバル枠になるのだけど、どうくるのか想像がつかない。そんなことできるのか…?と思っていた。

 

レン

 真斗はあんまりライバルライバルせず、巻き込まれる感じだったし、恋愛とか関係なく気にかけてくれる(しかも直で主人公にではなくレンに対して働きかける感じがよき)し、レン→主人公への好意に全く気が付いてないし、わかる~~って感じだった。その代わりといってはあれだけど、わりと翔くんが気にかけてくれて可愛かった。

 真斗と同じく、最初は友情ED→大恋愛→恋愛。仲良くなってからの選択肢は分かりやすいタイプだった。真斗ルートでは名前呼んでくれないから、本気にならないと名前呼んでくれない人か~って思ってたけどやっぱりそうだった。しかも今までのルートと違って卒業オーディションが終わるまで告白してこないので”本気”を感じる。他ルートと違って最初塩対応だけど、成育歴的にめっちゃ努力家だから努力してこれ!というものを持ってこないとダメなんだろなと思った。そうだった。努力する相手に対しては厳しくしてくれるところもいいいよね(本人の余裕のなさも影響していたとはいえ)、珍しく主人公が音楽的に苦労するルートだったのでそれもよかった。
 あと、そんな中で最初主人公に興味を持ってくるのが真斗絡みなの、なるほどな…となる。で、6月の主人公の「いなくなっても困らない」からの「必要のない人間なんかいない、いていいはずがない」っていう返答で、あ、落ちたな(主人公に)と思いました。

 真斗は家は関係ないと思って努力してきた…と思ったのに、家のコネで進学校入学が約束されていた+自分の人生計画が事細かに決められていたと知って絶望→主人公に歌をほめてもらいそれが本当の自分になった、だけど、レンは家に認めてもらわないとならない→それが叶わないで終わっていたから、自分だけのものを認められてそれを受け入れるまでの話になっていた感じ。
 真斗よりも愛情を感じられるかという点で家庭環境が過酷だった感があるので、心を開くまでに時間がかかるのはしょうがないというかなんというか。しかもモニタリング力と自制心がつよつよなのでなんでもないように見せるのも平気でやってしまうのがダメ。自分の見せ方をよく知ってるのも、なるべくお父さんによくみられるように無意識に頑張った結果かな~と思うとしんどみ。

 だからこそ、大恋愛EDの(本人曰く)かっこ悪いレンの余裕のなさが、そういうの見せられる相手ができてよかったね!よかった!ってなる。基本的に笑顔なキャラなので、そうじゃない表情でいる時の方が本心っぽくてええな…ってなるし、諸々をやってきたうえでの最後の笑顔は今までと絵的には同じだけど違くて心からの笑顔に感じるところに良さを感じる。

 家庭環境から心に闇を抱えた結果、適当に女遊びして寂しさを紛らわせるけど絶対に本気にならない……シルヴァン(風花雪月)かな?ってなった。キャラデザの人同じだし。最初のほうの、なんで俺に構うの?顔?金?みたいなのも貴族とか紋章持ちってことで寄ってくるでしょみたいなあれですよね。シルヴァンは逆に兄を差し置いて自分が嫡男扱いされることに対するあれやこれやなので立場は逆だけんども…。しかも家を憎んでいても家から離れられないとことかも。ただ、こっちはお兄さんがいい人なので和解ルートという救いがあり、またジョージのおかげでレン自体がそこまでスレてないので、女遊びはするけど傷つけないタイプの男になってて良かったね…ってなる。

 あと、これはまったくレンに関係ない感想だけど、レンに主人公を託す友ちゃんかっこよすぎてイケメンすぎません?…付き合っているのでは?てなった。